HTML応用編 文字の回り込み

tableセルの結合 | 文字の回り込み | 情報・外部リンクタグ | 
付加説明タグ | リンクの効果表現 | 擬似フレーム

1.align 属性

画像の文字回り込みにはalign属性を付加する方法が容易です。
しかし、多くのアフィリエイト広告では、タグの改変が不可となっており、実用的ではありません。
そこで、ここではタグの改変を行わないで、文字を回りこませる方法を取り上げます。
 ⇒ align属性についてはこちら

2.tableを使う

表タグ「table」を使う方法が、一番簡単で気軽な方法だと思います。
 ⇒ tableタグについてはこちら
【tableタグの特徴】
・良い点
  簡単で作成しやすい
  複雑な表示ができる
  画像以外も回り込みができる
・悪い点
  本当の回り込みではなく、横への羅列になる
  複雑すぎる表(2重表など)は表示に時間がかかる。
  (終了タグが読み込まれてから表示)
 

3.floatを使う

回り込みをさせるスタイルに float があります。
こちらは、align の代替となるスタイルシートです。
【floatの特徴】
・良い点
  画像下への回り込みを実現できる
  回り込みの順序を指定できる(文字先・画像後記入 → 画像右・左文字表示)
  tableよりもタグが簡潔になる。
  画像以外も回り込みができる
・悪い点
  複雑な表示をさせるとコードが複雑になる
  解除タグ<br claer="all">の記入漏れによるスタイルくずれ。
 
SEO、ユーザービリティを考えるとfloatがtableよりも優位なようです。

【サンプルコード】
<div style="float:left;">画像タグ</div>
回り込み文章<br clear="all">
left 右に回り込み、right 左に回りこみ
(サンプルは画像を左、回り込み文章を右に表示)
文字との余白を空けたい場合は、margin、paddingを使用。
 ⇒ margin、padding についてはこちら

4.スタイルシートで一括指定

表示する画像全てに回り込みを指定する方法があります。
スタイルシートをうまく設定するとタグの簡潔化・管理の便利さがあります。
【一括指定の特徴】
・良い点
  タグが簡潔化になる
  タグの書き込みの手間が省ける
・悪い点
  複雑な表示ができない
  解除タグ<:br claer="all">の記入漏れによるスタイルくずれ。
 
SEOとしてはこの方法が一番優位そうです。
指定ブロックの画像タグだけ適用する方法もあります。

【サンプルコード】
スタイルシート
  img { float:left; }

本文部分はそのまま記入
left 右に回り込み、right 左に回りこみ
指定ブロックのみに適用する場合は、スタイルシートコードの前方にclass属性などを与えることで実現できます。
(例).ali img { float:left; }
クラス名 ali の中にある画像のみfloatを適用。(詳細は専門書籍・サイトで)
文字との余白を空けたい場合は、margin、paddingを使用。
 ⇒ margin、padding についてはこちら


各タグを併用して、自分の望みの配置にしましょう。
また、画像以外にも使えるので有効利用しましょう。

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